covergirl

落合祐里香

ゆりしーこと、落合祐里香がCD メジャーデビューを果たした。しかも、いきなり12 ヶ月連続でシングルをリリースするという一大プロジェクトでのデビューなのだ! 自ら作詞にも挑戦するなど新たな才能を開花させ、進化を遂げようとしているゆりしーを直撃した!

テキスト・写真:北村ヂン

0806_yurisii_l.jpg

●悲しい感情っていうのはすごく自分と リンクしているので一番表現しやすい

 今回、デビューからいきなり12ヶ月連続リリースというすごいプロジェクトをスタートさせたわけですが、これをやると決まった時どう思いましたか。

「最初は全然実感がなくて『ああ、12ヶ月やるんだ、すごーい』くらいに思ってたんですけど、よくよく周りの人に話を聞いてみたら『そんなことやるの!? すっごく大変だよ』って言われて(笑)。実際やってみると確かに大変なんですよね。今回のシングルには私自身も内容に深く関わらせて頂いているので、毎月毎月、初回限定盤用のDVDを作ったり、ジャケットのコンセプトを決めたり、歌詞もいっぱい書くし、次はどういう曲にするか決めたりもしなくちゃならないしで……。もちろん、もともと表現する仕事がしたかったので、そういうことを色々と考えていくのはすごく楽しいんですけど、周りのスタッフさんたちは大変だと思いますね」

 今まで声優として活躍してきたゆりしーですけど、こうやって歌を歌おうと思ったのはどうしてだったんですか。

「実は、もともとお芝居も歌も両方やりたいと思って声優を目指した部分もあったんで、歌を歌うっていうのはわりと自然な流れだったんですよ。音楽は昔から大好きで、globeさんとか竹内まりやさんとか、わりと歌詞の内容が激しい曲を、子供ながらに意味も分からず聴いていましたね」

 その頃から歌詞を重視していたんですね。

「やっぱり歌って歌詞の世界がすごく重要だと思ってますから。大人になってから聴く音楽は『歌詞がいいな』と思って選んでいることが多いんですよ。もちろん、曲と歌詞とが上手く合わさった時に一番『ウワーッ!』て思えるんですけど」

 今回、自分で作詞にも挑戦していますが、歌詞を書いてみたいという気持ちは昔からあったんですか。

「うーん、ずっとブログに詩を書いて載せていたので、漠然と表現したい世界観っていうのはあったんだと思うんですけど、自分の想いを曲に乗せるっていうのは大変なことだと思っているので、出来るかどうか不安だったんですよ。でもスタッフさんから『とりあえず書いてみたら?』って言われてはじめて歌詞を書いてみて、それが曲に乗ったのを聴いた瞬間に『あっ、私はこういうことがやりたかったんだ!』って思ったんですよね」

 その歌詞の内容ですが、自分の内面を深く追求するようなものが多いですよね。

「結構、普段から『何で私は生きてるんだろう』とか『何でご飯を食べてるんだろう』とか色々考え込んじゃうタイプなんですよ(笑)。つらい時に『どうやってこれを乗り切っていけばいいんだろう』とか……。そうやって悩んでいく中で歌詞が生まれることもありますね」

 ゆりしーの中では、色々な感情の内でも、「つらい」とか「悲しい」っていう気持ちが大きな位置を占めているんですか。

「そうですね。そういう悲しい感情っていうのはすごく自分とリンクしているので、一番表現しやすいポイントではあります。もちろん、悲しんでいるところから幸せになっていこうという気持ちであって、ただ単にネガティブなだけの歌詞ではないんですけどね」

 今まで声優として、アニメのキャラクターCDなどでも歌っていましたが、そういうものと、今回のように自分名義で歌うものっていうのは気持ち的にやはり違いますか。

「キャラクターの歌を歌う時には、そのキャラクターの想いとか、作って下さっているスタッフさんの想いとかもあるので、やっぱりお芝居の延長線上で歌ってるっていう感覚なんですよね。だから『このキャラクターが歌手になったとしたら……』みたいな気持ちで歌っています。でも今回は、自分で歌詞まで書いて歌っているということで、『自分』っていうものをしっかり持っていないと表現出来ないんですよ。誰かに『これを歌え』って言われてやってることではないですから、根本に『自分が何を表現したいのか』っていうのがないと12ヶ月は続かないんだろうなと思っています」

 ブログでも、レコーディングの前には「戦いだ」とか書いていますもんね。

「そうですね、いかに集中できるかっていう戦いですから。レコーディングってすごい繊細なものなので、ちょっとでも体調を崩したりすると全然ダメになっちゃうんですよ。だから気合いを入れてがんばっています。一枚目をまず作ってみて、自分が何を本当に表現したいのかっていうのが段々濃く見えてきたので、今はそれをどんどん歌詞にして歌いたいという気持ちが盛り上がっていますね。基本的に私は恋愛の歌を歌っていきたいんですよ。女性目線での恋愛観みたいなものを……」

 12ヶ月かけて、色んなアングルから見た恋愛っていうものを歌っていきたいと。

「まあ基本、失恋の歌なんですけど(笑)」

 ああ、そういう悲しいラブソングですか。

「これから自分が恋愛して幸せな気持ちになったら変わるのかもしれないけど……。どうなるかはまだ分からないですね(笑)」

 最後に、これから12ヶ月連続でシングルをリリースしていくにあたっての意気込みを聞かせてください。

「この12ヶ月連続リリースっていうのは、私のステップアップの期間だと思っています。これが全てではなくて、これを終えた時に何かがはじまるみたいな。こうやってゆりしーは成長していきますっていう過程なんですよね。その中で、応援して下さるみなさんと一緒に成長していけたらいいなと思います。こうやって12ヶ月も作り続けていったら、その間に色々な自分が見えてくると思うんですよ。そうやって人としても成長して、その先にある何かを見つけたいですね!」

落合祐里香
★1981年12月9日生まれ。静岡県伊豆市出身。俳優養成所などを経て声優としての活動を開始。代表作は『THE IDOLM@STER』の萩原雪歩、『To Heart2』の柚原このみなど多数。現在はブログ本「ココロ花」出版やグラビアなど幅広く活躍中!2008年5月より12ヶ月連続シングルCDリリースをスタートさせている。愛称は「ゆりしー」。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shinjukuloft.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/820

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) 2007-2017 PinkMoon.Ltd, All Rights Reserved.